沖縄のみどころ、特産品
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2006年9月2日2時1分
時点のものです。

沖縄文化論―忘れられた日本

沖縄文化論―忘れられた日本

人気ランキング : 34193位位
定価 : ¥ 720
販売元 : 中央公論社
発売日 : 1996-06

商品名 沖縄文化論―忘れられた日本
価格 ¥ 720
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沖縄

沖縄出身の私にとって、遠い記憶の沖縄。沖縄タイム、ハジチのおばあ。今のようなきれいなものに囲まれた沖縄では昔はなかった。昔のおばあたちは汚く、生きていくための最低限度の服を身にまとい、しわくちゃだった。でも、果てしなくやさしく、人に喜んでもらうことばかりを気にしていた。時間を守る人も少なくて、時間通りに行くとなんだか損した気持ちになったし、遅れた人を気にすることもなかった。時間なんてどうでもよかったなぁ。太郎さんは物事の本質を見抜く力がすごい。

ディープ沖縄

恥ずかしながら、「芸術は、バクハツだ!」しか、岡本太郎に関する知識はなかった。
しかし、この美的感覚はどうだろう。彼が美しいと言っているものを実際目の前にしたら、私はそれを美しいと思うだろうか。
岡本太郎に、すっかり呑まれた。

イカセる!

〜岡本太郎のことは何も知らない。正直ちょっとイカレタおっさんくらいの印象しか持っていなかったし、あの感性がそのまま文章になってたら理解もキツいと不安だったけど、4,5ページ読んでハマった。
何か芸術家としてのインスピレーションを与えてくれるはずだった沖縄で彼が達した結論は文化、文明として大成されたものは沖縄にはない、ただしこの何もない〜〜ことが日本の本来の姿ではないかということ。岡本太郎のアバンギャルドな芸術家という一面しか知らないと彼の展開する文化論に驚くことになる。あとがきを読んで知ったが岡本太郎はソルボンヌ大学で民俗学を専攻していて比較文化の下地があり、その論理的な手法の上に彼の感覚を実践的に織り込んでいくのだから面白い。
その通り!とまで納得させられる程〜〜ではないけれど「沖縄は日本と東南アジアの真ん中くらい」の感想しか言えない自分にとっては斬新な発想で沖縄と日本の関係をもっと深いところから紐解いていくための入門書には最適かも。上の文化論はこの旅行記の底辺にある彼の仮説に過ぎず、内容は旅行中に沖縄で出会った人、事件が中心でユーモアのある文体でイカセル(注:「いい」という時に岡本太郎が〜〜使う表現)。それに忌まわしい過去を引きずって感傷に終止する沖縄の人に対し「甘ったれんな!」と喝を入れちゃうところも岡本太郎だから言えるんだろうな。〜

岡本太郎でなければ書けなかった沖縄

岡本太郎が感じたようにあの時代の沖縄を知ることはできないけれど、岡本太郎が感じた沖縄を知ることができる名著。
沖縄を知ろうと手にとった本でしたが、読み終えた後思ったのは、岡本太郎ってスゴイ!でした。とにかく文章に勢いがあって、どんどん読めてしまいます。
岡本太郎は本のなかで沖縄の踊りが滅んで行く姿を見たと書いてありますが、この本が書かれた時から30年近く経った今、この本に書かれた沖縄が沖縄に生まれ育った私にさえ憧景のように思え、何とも言えずさびしい気持ちになりました。
岡本太郎が今の沖縄を見たら何を想うのだろうと思います。

これも沖縄、これが沖縄

沖縄についてはあまりにも多くの楽しい本や、おもしろい本が出版されている中、この本はそれらとは内容を異にし、青い海、まばゆい太陽、と手放しで楽しんでばかりいるのが少し反省される内容である。私自身沖縄は大好きで、これまでも数回行ったことがあり、一度は民宿の手伝いもしたが、やはり単なる観光では知ることが出来ない面を知った。この本でも、単なるブームでは知ることの出来ない沖縄がある。

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